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静かな海と楽しい航海

Living Well is the Best Revenge

kindle unlimited のレヴェニューシェアの配分方法考えてたら止まらなくなった。

 kindle unlimitedで一部の出版社に対して正規に販売するのと同じ額をダウンロードして10%ページをめくられた冊数に対して支払う条件だったことを知って笑った。客寄せのための宣伝費扱いだとしても出版社側にとってはめちゃくちゃおいしい。そりゃ、抗議だってするわ。どれだけamazonにとって想定外の出費だったのか興味あるけど、基本的には予定を前倒しで終了して、レヴェニューシェアベースで続けていくんだろうね。

 で、レヴェニューシェアというか月額1000円の内の半額の500円を出版社への支払いに充てるということらしいけどそれをどんな基準で配分するかということについてはかなり難しいんじゃないか、と気が付いた。

 一番単純な配分方法は電子書籍の販売金額をベースに出版社ごとに金額を配分することなわけだけどこれはうまくいかないと思う。kindle unlimitedの収入がメインになるような書籍なら価格を無限に上げてしまえばよいのだ。そうなると一般に購入されることを前提に価格をつけている書籍は参加してくれない。ユーザに支持されない書籍が10億円とかの値札がついて放置される廃墟が広がることになる。

 それならば、読書に費やされた時間を計測して配分するという方法もある。これならばよりユーザの暇つぶしに貢献した本ということだから出版社に値段をつけさせるよりはましである。ただし、コンテンツを作る手間や費用はユーザの消費時間と必ずしも比例しないところはある。漫画は小説よりも手間がかかる、といったらもちろん語弊があるが小説1冊読む時間で漫画10冊読めるんじゃないかと思うと漫画は小説の10%の単価となりそれで作り手は満足するのか?と心配になる。小説ばかりになったらユーザ減るだろうしね。

 最終的にはamazon側でどの程度この書籍が会員数維持及び増加に貢献したかを測定し支払金額を設定するのがゴールだと思う。その計算式はいろいろあるだろうけど(面白そう!)。

 ただ、コンテンツはどれだけユーザの時間を消費したかで測られる側面はおおきくなってくることは間違いないのかな、と思う。そしてユーザはどれだけ自分の負担が少なく楽しい時間を過ごせるのかを探している。音楽と書籍と映画の境目がなくなってきていることは日々痛感しているけどこれから旅行や友人やイベントもフラットに扱われていくのかな、って思う。